臨時休業のお知らせ

キュレーションホテルでは現在、熱海市からの要請に従い、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、熱海で運営する第一ならびに第2キュレーションホテルの現地における宿泊やイベント、セミナーなどの営業を、緊急事態宣言期間である5月22日まで休止しております。 緊急事態宣言の収束状況により、再開の日程は改めて告知いたします。 ご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
ABOUT

英国に22年暮らし、インテリアデザインにおける最高峰のマーケットを擁する激戦地ロンドンで、デザインオフィスを17年にわたり主宰してきた澤山乃莉子。日本の伝統工芸のすばらしさを世界的視野で日欧のインテリア空間で表現し続けた澤山が、その経験と知恵をサステイナブル哲学のもとに結実させたのが、日本初となるキュレーションホテルサロン「熱海 桃乃八庵」。

キュレーションホテルとは、日本の伝統建築素材・伝統工芸・アートを、その場を通じて還流させるのみならず、地域のアーツアンドクラフツツーリズムの核にもなる施設である。キュレーションホテルの精神を普及し、志を同じくする施設を創り、ネットワークすることで、伝統工芸やアートに新たな地平を拓くことを目標に、キュレーションホテル協会は発足した。

桃乃八庵 築80年古民家再生プロジェクト

これは熱海で行われた、キュレーションホテルを作るための築80年の古民家再生プロジェクトである。
昭和8年建築の古民家は5年間放置され、朽ちかけ解体寸前の状態で救われた。
一帯が昭和8年に開発され、皇族や財閥の別荘がこぞって建てられたこのエリアは、いまだ数多く古民家が残され、落ち着いた植栽越しに海を望む景勝地だ。
住宅には当時の意匠が数多く残り、そこには今はもう再生できない匠の技も残る。それをできるだけ生かしつつ耐震の基準も満たす改修は難しく、専門家による半年近い検証が必要だった。そして最終的にそれを成し遂げたのは大工の技術。一つ一つ状況をあたり、解決策を見出した。

キュレーションホテルは、日本文化を生活の中で体験する場となり、流通の器となり、啓もうの舞台となる。その規模にかかわらずインパクトとなる。大きな投資を伴っても、現在ある資源を生かすだけでも、その哲学をもってキュレーションされた空間を作れば、心ある誰もが参画できる。学ぶことは必要だがその機会はネットワーキングで創造できる。それはやがて各地のアーツアンドクラフツツーリズムの核となる。日本中でこの施設ができれば、インバウンドの体験は飛躍的に豊かになる。日本の伝統工芸やアートの需要が拡大し、それは一般家庭にも広がるかもしれない。サステイナブルな循環につながる。

TOPICS

書籍のご紹介

皇族や財閥の別荘のあった熱海の景勝地に放置されていた築85年の古民家を、当時の意匠を可能な限り残し改修が進められた伝統建築再生プロジェクトの軌跡。「キュレーションホテル」として生まれ変わった建物は、伝統工芸やアートを通じて日本文化の再発見の場を提供し、地域のネットワークを作り、新しいツーリズムの発展にも繋がっていく。インテリアデザインの実例集として、またホテルデザインの新潮流を学ぶ専門書として類のない一冊。「キュレーションホテルが拓く伝統の未来」が出版されました。


ご挨拶

GREETING
さわやま
のりこ
代表 澤山 乃莉子

キュレーションホテルとして熱海桃乃八庵を完成以来、多くの皆様に訪れていただいています。この新しい世界観に触れ、多くの方々がシンプルに驚かれ、その刺激から様々な言葉を残してくださいます。
洋の東西が自然に融合している、外からは想像もつかなかったスペースだ、今まで見たことがないほど斬新なデザインだ、古い家がこんなに美しいものだとは知らなかった、など。中でも最も嬉しいのは、プロの方から発せられる、私もキュレーションホテルをデザインしてみたい、という言葉です。それこそがまさに私がお聞きしたい言葉だからだです。
建築インテリアや美術界、あるいはホテルを運営する皆様が、このコンセプトでキュレーションホテルを創っていただけば、多くの伝統建築が救われ、伝統工芸やアートの新たなマーケットが生まれ広がります。その美しい世界観に触れた人々は、さらにそのコンセプトを広げてくださる新たな力となるでしょう。
この世界観を美しいというレベルで広げていただけるのは、プロの志ある皆様です。協会を設立したのは、多くの志を同じくする皆様のよりどころとなり、キュレーションホテルのネットワークを高いレベルで実現するためです。
日本ではまだなじみのないコンセプトですが、英国での先進例を見ても、それが拓く未来はとても希望に満ちています。
すでに第2号、第3号のキュレーションホテル、サロン設立が始まっています。
ご賛同いただけ、その創り手としてご参画いただける皆様のご連絡をお待ちしています。