BECOME A CURATION HOTEL

メンバーになるには

日本が誇る伝統と革新の価値を
未来へつないでいく場

キュレーションホテルの使命は、伝統建築と技術や工芸を伝承しつつ、「目利き・キュレーション」が加わった革新的なデザインを施し、負の遺産といわれる建築を、新たな価値とビジネスモデルで再生させることです。
今回はその第一弾として、熱海東山に (a)桃乃八庵(b)須藤水園(c)桃山雅苑の3施設がグランドオープンいたしました。すでに3施設とも世界的なデザイン賞で入賞を果たし、革新的な日本の伝統美への世界的評価をいただきました。
キュレーションホテルは、地域のアーツアンドクラフツツーリズムの核となるとともに、施設を全国各地に展開し、伝統建築・伝統工芸やアートの新たな可能性を切り開くことを目指します。

キュレーションホテルをネットワークすることで、最大の広報並びにマーケッティング効果を生み出します。キュレーションホテルにふさわしい条件を備えた施設からの入会希望に対して審査をさせていただき、入会あるいは入会を目指してのコンサルティングをスタートいたします。

審査基準

キュレーションホテルの7つの条件を満たしていることが必要です。
キュレーションホテルとは

審査方法

理事長の澤山が宿泊体験をさせていただくことで、審査を行います。

年会費

年会費10万円から。1回の現場コンサルティング含む。(交通費・経費別)
一棟貸し、部屋貸し、小規模・中規模・大規模宿泊施設、それぞれの規模に合うパッケージを、ご相談のうえご提案します。

入会メリット

SNSによる情報発信

協会のウェブにネットワークの一員として掲載いたします。(フォーマッティングは有料)また、SNSで情報発信を行いマーケッティング、広報をグループとして効果的に行います。
本サイトの予約システムをご利用いただけます。(有料)

ワークショップやイベント開催のアドバイス、ネットワークで巡回式イベントなどを企画します。

会員にはサロンイベントやワークショップを開催することで、アーティストや伝統工芸を広める役割を担いますが、その開催へのアドバイスやコンサルティングを行います。(有料)またグループ全体で巡回展やセミナーを行うことで、より効果的なイベントの開催や集客をサポートします。

定期的にクオリティチェックとアドバイスを行います。(年1回まで無料、それ以上は有料)

会員のクオリティーを保ち、常に最高峰のクオリティを提供するホテルグループとして、年一回の資格継続審査と、ご希望に応じたアドバイスやコンサルティングを行います。

書籍の制作をお手伝いします。

基本的にキュレーションホテルは開発時に一冊の書籍を制作いたします。そのお手伝いをします。(デザイン、編集、流通など。有料)キュレーションホテルのシリーズの書籍ができることになり、そのコンセプトや哲学を伝えます。

デザインを学ぶイーラーニング教材へのアクセス

デザインの基礎を学んでいただける澤山塾マテリアルを格安でご提供します。スタッフの皆様含め、積極的に学んでいただくことで、各施設、またグループとしてのクオリティを高めます。

キュレーションホテルを構成するメーカーや作家などのデータベースにアクセスできます。

作り手、アーティスト、優れたメーカーをデータベース化して、ギルドを作ります。優れた作り手たちとつながることで、キュレーションホテルとしての可能性を広げることができます。キュレーションホテルは完成形を持つホテルではなく、常に進化を行うホテルです。グループ全体で進化するプラットフォームを手に入れることができます。

予約システム提供

協会が提供する予約システムを利用することで、より効果的な集客を行うことができます。

日本では初お目見えとなる「キュレーションホテル」。聞き慣れない言葉だと思う。まずは、その定義とコンセプトを説明しよう。

キーワード 其の一

目利きのちから

Discerning power

英国などで見られる先進例と共通するのは、建築やインテリア、伝統工芸やアートに造詣の深いオーナーが、その目利きの力で作り上げた場である、ということ。キュレーションホテルはその名の通り宿泊施設だが、同時に伝統建築、伝統工芸、アートなどのショーケースでもある。同時にショップであり、カフェやレストランでもあり、サロンやギャラリーもあり得るし、さらにはそれらの複合でもよい。つまりは、その建築空間が持つ特徴とオーナーの得意分野を活かし、宿泊施設として伝統工芸やアートのマーケティングと普及を行う場。そういった複合的な機能を持つホテルを「キュレーションホテル」と呼ぶ。
キュレーションホテルは、日本ではまだ新しい、ほとんど認知されていないタイプの宿泊施設だ。それは当然で、というのもキュレーションホテルという命名、その登録商標化、キュレーションホテル協会の設立などは、すべて私が行っている。先に述べた通り、その先進例が英国には存在するが、実はそれを運営するオーナー本人たちが「キュレーションホテル」と呼んでいたわけではない。キュレーションホテルを作りたいと思い立ち、熱海で初めてのプロジェクトをスタートし、その概念の先進例を英国で探し、見つけたというのが本当のところである。

キーワード 其の二

日本の
伝統建築を守る

Japanese traditional architecture

キュレーションホテルは、伝統建築の再生プロジェクトでもある。素晴らしい価値を持っているにもかかわらず、負の遺産として扱われ、解体されていく伝統建築は、日本全国に数知れない。私が手がけた熱海の「桃乃八庵」は昭和8年の建築だが、現代ではもう手に入れることのできない、実に美しい建築意匠にあふれている。一度壊してしまったら、こういうものは二度と再生できないだろう。職人たちの丁寧な手仕事によって作られ、長い時間を生き抜いてきた建築を、そんなに簡単に壊してはいけないと私は考える。それは必ず再生可能なのだから。これは、17年間ビジネスを行ってきた英国で、築数百年の歴史建築を再生させてきた私の信念だ。キュレーションホテルは、伝統建築を守るプロジェクトである。

キーワード 其の三

人が集い、
学ぶ場をつくる

A place where people gather and learn

キュレーションホテルは、単に往時の姿に戻すだけでは機能しない。空間に人が集まり、くつろぐための場が備わっていることも、キュレーションホテルの必要条件となる。サロン的な集まりやセミナーができる十分な広さの空間と椅子の数やレイアウト、プロジェクターを設置できる場所などは、あらかじめ計算に入れておく必要がある。さらに伝統工芸、アート、アクセサリーなどを多く置いても負けないだけのインテリア空間と、背景となる壁が必要だ。多くのものを置いたときにうるさく感じさせてしまう空間は、そもそもプロポーションが大きな質量を内包するにふさわしくないということ。ものが活き、空間になじみ、そしていくつもの表情を見せてくれる場を持てるように、空間を整えることが重要である。

キーワード 其の四

キュレーションを
見いだす

Curation

建築に含まれるもの、マテリアルなど敷設が必要な素材、さらにいつでも入れ替えが可能な「用の美」としての伝統工芸品やアートピース、また家具の張地やラグ、照明器具など、すべてがキュレーションの対象となる。この場合のキュレーターとは、建築やインテリア、伝統工芸やアートの専門知識を持つプロということになるだろう。とはいえ、すべての条件を備える必要はなく、適切なアドバイスを得られるパートナーシップを組めばよい。キュレーションは、主に地域の伝統工芸品、家具や日用品、そしてアーティストや作家を見出すところから始まる。一つ一つを吟味しながら、発表と販売の場をホテルという場の中に融合していく。

キーワード 其の五

伝統と革新の融合

Fusion of tradition and innovation

伝統だけを振りかざしても未来につながる市場は開けない。伝統には革新が加わって初めて、未来へつながる推進力が生まれる。古いものと新しいもの、西洋と東洋、それらをあえて融合させ、時にはぶつけることで、緊張感やスパークルを生み出すのだ。恐れず冒険する勇気が必要になる。

キーワード 其の六

価値とストーリー

Values and stories

基本的に、キュレーションホテルの空間に配置されたアートや伝統工芸品は、販売されることを想定している。すべてをこの場を通して循環させることも、キュレーションホテルが担うべき大切な役割だからだ。キュレーターであるオーナーの目を通して集められたアイテムは、それが最も活きる場と組み合わせを与えられ、買い手の目に触れることになる。その価値を伝えるにあたり、キュレーションされた一つ一つのアイテムに関するストーリーはとりわけ重要となる。イベントやセミナー、ワークショップなどを通じ、生活空間にある実物を見ながら、作り手や使い手から直接話を聞ける場は販売のチャンスを広げる。

キーワード 其の七

アーツ&クラフツツーリズム

Arts & Crafts Tourism

キュレーションホテルは、近隣の美術館、博物館、作家のアトリエ、クラフト工房、ギャラリーなどとネットワークし、地域の芸術の価値を共にプロモーションすることで、アーツアンドクラフツツーリズムを醸成する可能性を秘めている。またレストランを持たないホテルの特徴を逆手に取り、地域の優れた食文化の担い手たちとの提携により、様々な食の体験を提供することもできる。レストラン紹介パッケージの構築、ケータリングや出張シェフも可能とすれば、食体験のバラエティは飛躍的に拡大する。熱海のキュレーションホテルでは朝食をサービスしないが、その代わり近隣のパン屋とのコラボレーションで、朝食ボックスが届けられる。そこにはパンのみならず地元の農園からのジャムやジュース、ヨーグルトが入る。気に入ったらショップに行き、農園を訪ね、お土産として買って帰ってもらえる。その先の会話も広がる。地元の商品を詰めた朝食ボックスだからこそ、それをきっかけに次の体験へと発展する。キュレーションホテルは繋がりと共感により、多くの可能性を拓く、地域密着型・社会企業型のビジネスモデルである。

ABOUT ME

キュレーションホテル協会は、メンバーに対して、普及、教育、マーケッティング、認定、デザイン、コンサルティングサービスを有料にて提供します。

  1. 普及 キュレーションホテルの考え方を普及、啓蒙します。
  2. 教育 キュレーションホテル登録希望者に対する教育プログラムを提供します。
  3. マーケッティング キュレーションホテルをつなぎ、そのプロモーションを効果的に行います。
  4. 認定 キュレーションホテルの会員認定ならびに年一回の継続認定を行います。
  5. デザイン キュレーションホテルを目指すホテルに対してデザインサービスを提供します。
  6. コンサルティング 様々な段階でのコンサルティングサービスを提供します。

普及 啓蒙

キュレーションホテルの普及、啓蒙を行います。ウェブ、書籍、セミナー、執筆などを通じて、キュレーションホテルのあるべき姿を伝えます。

教育

英国で習得したインテリアデザインのセオリーを、教育により普及します。澤山塾を通じて作り上げた教育素材を使用し、多くの皆様に実践的に学んでいただきます。

マーケティング

キュレーションホテルをつなぎ、効果的なマーケッティングプラットフォームを作ります。それを国内外に普及し、集客を図ります。また、巡回展やワークショップなどの企画を行い、それを共有します。

審査、認定

キュレーションホテルの認定審査、毎年の資格継続審査を行います。スタンダードを明確にしていきます。

コンサルティング

キュレーションホテルをめざす皆様に対するコンサルティングサービスをします。デザイナーの紹介も行います。

デザイン

実際にデザインをお受けし、施工、完成までを見届けます。

BABIDとの連携で
最高のデザインを

英国インテリアデザインビジネス協会BABIDとの連携で、
世界の超一流デザイナーから国内のデザイナーまで、
ふさわしいデザイナーをご紹介いたします。

PROFILE
さわやま
のりこ

澤山 乃莉子

noriko Sawayama

インテリアデザイナー、デザインコンサルタント、デザインプロデューサー
一般社団法人 キュレーションホテル協会 代表理事
一般社団法人 英国インテリアデザインビジネス協会(BABID)代表理事
インテリアデザインカレッジ「澤山塾」主宰

経歴

新潟県新潟市出身。 明治大学文学部史学地理学科で地理学、博物館学(学芸員)を修める。日本航空国際線客室乗務員を経て、ホテル西洋銀座、御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京などでサービス&人材マネジメントコンサルタントとして勤務。
1995年、家族の赴任に伴いに渡英。ロンドン大学大学院建築学科照明コース、The Interior Design School、サザビーズインスティテュートアートビジネスコースを含む各種カレッジで、インテリアデザイン、アートディレクション、照明学、ソフトファニシング、デコラティブペイント、カラー、フラワーアレンジメント、テーブルコーディネートなどを修め、有名デザインオフィスでのトレーニングを積む。
2000年、ロンドンでインテリアデザインオフィス「NSDA」を¬起業し、17年にわたりビジネスを行う。
2017年、日本に帰国し、BABID(英国インテリアデザインビジネス協会)代表理事として、日本のプロジェクトと英国のインテリアデザイナーをつなぐ業務に携わる。
2018年、一般社団法人キュレーションホテル協会を設立し、ホテルの新分野としてのキュレーションホテルの普及に努め、現在に至る。

活動内容・実績

インテリアデザイン

日欧で住宅、ホテル、レストラン、モデルルーム、家具デザイン、大手デベロップメントやショールームなど数多く手掛ける。ロンドンでは1200㎡を超える住宅も複数手掛けており、アートやワインによるポートフォリオ形成も含む、世界の真の富裕層のライフスタイルに沿ったデザイン提案を行った。

家具デザイン

Chigaidana Cabinetで英国D&D Award 2001 での入選や、カリモク家具から発表した「蓮夕」シリーズで、2010年よりミラノサローネに3度出展。「蓮夕」は、2011年ワールドカップの際、表参道のNakata Café VIPルームに採用され、西陣織のファブリックデザイナー斉藤上太郎氏とのコラボレーション作品もある。

デザインコンサルティング

伝産品の海外展開、長期優良住宅デベロップメント、ホテルセクターなどへのデザインコンサルティングを数多く手掛ける。

セミナー・執筆

ロンドン・パリ・ミラノを12年にわたり定点観測したヨーロッパのトレンド分析、サステイナブルデザイン、ホテルデザイン、伝統工芸、アート、建築インテリア理論、装飾芸術史などをテーマに多数。2009年から4年間、カリモク家具の公式ウェブサイトに執筆したインテリア理論は、当時の日本においてセオリーを網羅した画期的なウェブコンテンツとして、最大月間37万ヒットを達成。

デザインコンサル

伝産品の海外展開、長期優良住宅デベロップメント、ホテルセクターなどへのデザインコンサルティングを数多く手掛ける。

プロの育成

2005年から開発を始めた職業大学院プログラムをもってロンドンのカレッジとの提携を行い、2012年、日本のプロ向けの The Interior Design Professional Development Diploma (英国職業大学院ディプロマ資格)をめざす1年間のオンライン対面講座「澤山塾」をスタート。日本ではインテリア分野において英国レベルのセオリー教育は行われていないため、真に独創的なデザインは生まれず、真似事が横行する。この状況を改善するためには、セオリーを普及するしかないという思いから、「澤山塾」の内容は澤山乃莉子がプロとしてロンドンで学んだことをすべて開示するものである。
卒業生からは数多くのBIIDメンバーを輩出。2017年からはインテリアセオリー全般と歴史学習を網羅した、各回3時間×30科目のインターネットラーニングコースを開始し、建築・インテリア分野の広範な受講生が学んでいる。

メディア掲載

英国:The World of Interior、House & Garden、Homes & Gardens、25 Beautiful Homes, design et alなど。
日本:家庭画報、婦人画報、Modern Living、Bon Chic、Seven Seasなど。

チャリティ活動

日本の伝統工芸品を欧州マーケットに普及するための「Buy J Crafts Campaign」、復興仮設住宅や公共施設に壁紙や壁紙アートを普及する「壁紙アートプロジェクト」など。